空き家をそのまま放置していると、いろいろな問題が発生するリスクがあります。
早めに何らかの対策を考えていたほうが良いのですが、その際に迷うのが売るのと貸すのとどちらが良いかということです。
ここでは、判断する際に知っておきたいポイントについてご紹介します。
空き家を売るのと貸すのとどちらが良いの？
使っていない家は、そのままにしていてもメリットはあまりありません。
なぜなら、維持管理に手間や費用がかかるほか、長く使っていないとどんどん劣化が進んでいくだけだからです。
空き家対策として、売る方法と貸す方法がありますが、どちらが良いか迷う方も少なくありません。
売る場合のメリットは、維持管理に手間や費用が不要になることと、大きなお金が得られることです。
デメリットは、思い入れがある家を手放さなければならないことと、売るための費用が必要になることです。
貸す場合は、手放したくない家を保有しながら家賃が得られることがメリットです。
デメリットは、貸し出しても借りる人がいなければ家賃が得られないことと、維持管理費用が発生することなどです。
空き家を売る方法について
なるべく手間やお金をかけることなく空き家を売りたい場合は、古家付きで売却するのもおすすめです。
全体的に価格が安くなりがちではありますが、検討してみてはいかがでしょうか。
空き家をリフォームして売る方法もあります。
この方法は、リフォーム費用がかかりますが、欲しい方が見つかれば古家付きとして売るよりも高めに売却できる傾向があります。
また、建物にほとんど価値がない場合は、解体して更地にして売ることを検討してみてください。
費用がかかりますが、比較的高く売れやすいといったメリットもあります。
注意しておきたいポイントについて
ふだんあまり気にすることがない境界についても、空き家を売却する際には確定測量をおこなって、はっきりさせておく必要があります。
また、建物の状態把握をしておくことも、大切なポイントの一つです。
空き家が売れるまで一年近くかかることもあるので、あらかじめ長い目で見て計画を立てておくことも必要です。
まとめ
空き家を売る方法はいくつかあります。
古家付きで売却したり、解体して更地にしてから売ったりする方法があるので、建物の状況などを把握してから判断してください。
また、貸す方法もあり、こちらにもメリットがあります。
家賃収入が可能になるので、併せて検討してみるのも良いでしょう。
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