不動産を購入すると、多くの方が住宅ローンを組みます。
住宅ローンにはさまざまな種類があるので、ポイントを理解してあなたに合うプランを選びましょう。
そこで今回は不動産の購入をご検討中の方に向けて、住宅ローンの種類や知っておきたいポイントをご説明いたします。
不動産購入時に利用できる住宅ローンの種類は？
不動産を購入する際は、以下の種類の住宅ローンを利用できます。
民間融資
銀行や信用金庫など、民間の金融機関が提供する住宅ローンです。
なかには不動産会社やハウスメーカーと提携している金融機関もあり、提携先の不動産を購入すると、金利が優遇されるメリットなどがあります。
フラット35
民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供しており、返済期間中の金利が固定されている種類です。
返済期間の対象は21年から35年で、金利や手数料は金融機関によって異なります。
フラット35を利用するためには、建築基準法に適合していることを証明する「適合証明書」の発行が必要で、年間合計返済額の割合も、年収によって定められています。
公的融資
勤務先で財形貯蓄を1年以上おこなっており、50万円以上の残高がある方が利用できる種類です。
民間融資やフラット35との併用も可能なので、財形貯蓄をおこなっている方は勤務先に確認してみましょう。
不動産購入時に住宅ローンを選択するうえでのポイントは？
不動産購入で住宅ローンを組む際は、資金計画を立てることがポイントです。
返済期間を短くすると総返済額は低くなりますが、その反面月々の返済額は高くなります。
一方返済期間を最長の35年に設定すると、月々の返済額は低くなりますが、高齢になっても返済を続けなければならないので、ライフプランを考慮したうえで、無理のない資金計画を立てましょう。
不動産購入時に利用できる住宅ローンにはどのような金利タイプがある？
住宅ローンには、以下のような金利タイプがあります。
固定金利型
返済中の金利が事前に決められているタイプです。
変動型と比較すると金利が高く設定されていますが、返済の大幅な値上げがないためライフプランが立てやすく、安心感があります。
変動金利型
当初の金利は低く設定されており、半年ごとに見直されます。
返済額は5年ごとに見直され、増加も前回の1.25倍までと制限されている一方、金利に対しての制限はないため、大幅な上昇に注意しましょう。
まとめ
不動産の購入は人生で何度もあることではないので、後悔することのないように、しっかりと資金計画を立てることが大切です。
今回ご紹介したポイントを参考にして、あなたのライフプランに合う住宅ローンを選びましょう。
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